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アプリケーションストーリー

DigiのワイヤレスでCIMCON街灯マネジメントシステムを実現

背景
自動街灯コントロールシステムの有力な開発企業であるCIMCON ソフトウェアは、自治体の街灯の維持費や環境のフットプリントの削減に貢献しています。同社のLightingGaleシステムは、街灯の集中管理システムであり、遠隔からの街灯の監視・制御を可能にしています。街灯は、Street Light Controller (SLC)によってLightingGaleシステムに接続されています。SLCは従来のフォトセル(光電管)と同じ場所でシンプルなプラグアンドプレイ方式でインストールすることができます。

CIMCONは最近、ヴァージン諸島のセントジョン島にこのシステムを設置しました。各SLCは互いに通信し、自己形成・自己修復を行うRFメッシュネットワークによって最終的にゲートウェイに到達します。セントジョン島は、山地で密生した植物に覆われており、気温も湿度も高く、嵐とハリケーンの季節が定期的に訪れます。こうした状況を鑑みると、CIMCONは、最もリスクの高いのはSLCとゲートウェイ間の通信であると懸念しました。この課題を解決するために同社は、その頑強な設計と使いやすさ、信頼性を理由に、このプロジェクトにDigiのXBee-PRO ZBモジュールを抜擢しました。

「私たちには、使いやすく、過酷な環境にも耐えられる製品が必要でした。また、通信レンジに優れ、密林地帯も横断できるソリューションを求めていました。Digiは業界最先端のZigBee製品を提供しており、XBeeモジュールは厳しい島の環境に対応できることが立証できると確信していました。加えて、DigiのK-Nodeサービスは、私たちのZigBeeネットワーク性能をシミュレートし、100%の自信を持って配備することができました」と、CIMCON Software社のディレクター、アニル ・アグラワル氏は話しています。

“ホップ”の構築
LightingGale Systemは従来の電光管をStreet Light Controller (SLC)に置き換えます。SLCは付属の電気パラメータを監視し、電灯のさまざまな調整を可能にします。例えば、ピーク時の電力を緩和したり、グループに分けられた電灯が定時に点灯・消灯するようタイムスケジュールを設定することによって電力を節約したりできます。さらにこのシステムは、問題が発生した際にアラートを発信することも可能です。これにより、実際に定期的に現場に出向いてシステムの検査を行う労力を低減でき、大きなメンテナンスコストの削減にも繋がります。

島に散在する650以上の街灯にSLCが実装されています。DigiのXBee-PRO ZBモジュールの耐久性と通信距離のおかげで、CIMCON社はわずか2台のゲートウェイの配置で島全体の通信を完璧に確立することができました。ゲートウェイはメッシュネットワークをCimconの LightingGaleマネジメントソフトウェアに接続し、これによってカスタマは容易に街灯の電力消費データにアクセスし、個々の街灯をコントロールすることができます。

「この島は、たった2つのゲートウェイによって約45062平方メートルの土地をカバーしています。私は、Digiのモジュールとわずか2台のゲートウェイで島全体をカバーできることに驚きを禁じえません。この製品は、密林や山々を伴う広大なエリアに対応でき、さらには約2736平方メートルの水域をもカバーしているモジュールもあります」とアグラワル氏は話しています。

街灯管理を超えるメッシュネットワークの利用
島の街灯の接続に加え、メッシュネットワークはVirgin Island Water and Power Authorityによって、電力監視リソースの接続にも使用される予定です。米国の3つのヴァージン諸島全域にはおよそ60のリクローザー(再閉路保護装置)が配置され、家庭や企業に電力を送信します。これが完成したら、Virgin Island Water and Power Authorityはメッシュネットワーク経由で遠隔から容易に各リクローザーを監視・制御できるようになります。

「電力会社は、街灯制御以外の用途にもこのネットワークを利用することができます。例えば、カスタマがエネルギー消費量やエラーなどの設定やアラームをスマートフォンのアプリケーションで行うこともできます。最終的には、電力消費が削減でき、顧客満足度向上にも役立つわけです」と、アグラワル氏は話しています。

技術サポートがシステム配備を容易に
アグラワル氏はまた、Digiのすべてのプロセスに及ぶテクニカルサポートのレベルの高さにも満足しています。Digiはシステム設置にあたって、島のシミュレーションと設備のテストを実施し、過酷な島の環境下でいかにシステムが機能するかを測定しました。 「Digiはカスタマを伴って訪れる前からいろいろサポートをしてくれ、当初どこに負荷が生じるのかを判断しかねていた際、テクノロジーサポートは大いに助けになってくれました。DigiのK-Node サービスを用いて500のノードに15のホップをシミュレートすることができ、ネットワークに使えるパラメータを確立できました。島に着いたら、すべてが研究室で行った通りにできまたた。準備が万全だったため、それ以降は一切テクノロジーサポートを必要としていません」と、アグラワル氏は締め括っています。

Digiは業界をリードするZigBee製品を提案し、厳しい島の環境下でもXBeeモジュールは信頼性を発揮する、と自信を持って感じました。

アプリケーション : 街灯の自動制御システム

産業分野 : 街灯照明

課題 : CIMCON社は、セントジョン島の街灯に接続し、島全域に及ぶリモート電力監視リクローザーを接続する頑強なメッシュネットワークソリューションを必要としていました。

成果:CIMCON社は、通信距離が長く、頑強かつ信頼性の高いXBee-PRO ZB モジュールを利用し、自己形成、自己修復のメッシュネットワーク経由で街灯コントローラ(SLC)とゲートウェイ間の完全なワイヤレス通信を構築しました。

XBee-PRO ZBモジュールについて
XBee-PRO ZBモジュールは、遠隔のエンドポイントデバイスにワイヤレスネットワークコネクティビティを提供します。低コスト、低出力の本モジュールは、設定や追加の開発なしで、すぐにRF通信を実現します。ZigBee PRO機能セットを採用した XBeeモジュールは、他社製品を含む他のZigBeeデバイスとの相互運用性を実現しています。

主な機能:
  • 先進のコンフィグレーションオプションがシンプルなATやAPIコマンド経由で利用可能
  • すぐに使えるRF通信は特別な設定が不要
  • 各種のXBee RFモジュールとフットプリントを共有
  • ネットワークの安定性を実現する自己形成、自己検知機能
 

 

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