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カスタマサクセスストーリー

XBeeモジュールにより、ホテルの光熱費を低減

背景
Lodging Technology社は、赤外線センサベースのホテルエネルギー管理技術の創始者で、1980年代から革新的なエネルギー管理ソリューションをホテルに提供してきました。同社の旗艦製品であるGEM Systemは、2年間での回収および50~60%の投資収益率を含め、光熱費35~45%削減を実現しました。同システムは、主にホテル向けに設計され、大学の教室や寄宿舎、オフィス、軍の宿泊施設などに広く適用されています。

最近までGEM Systemは有線の組込みシステムでした。システムの異なるコンポーネントを接続するため、Lodging Technology社は、ホテルのカーペットの下に配線していました。このことは、既存のホテル設備ではしばしば困難でタイミングを要する問題であることが分かりました。また、都市部のカーペットを敷いたフロアを持つホテルや最小の配線コードで対応できる施設の見込み客リストだけに限定されていました。Lodging Technology社は、長年ワイヤレステクノロジーを評価しており、市場が熟成するのを根気強く待っていたのです。

「私たちは、有線システムの小さな配線を隠すカーペットがない、完全なタイル張りのコンドミニアムタイプのホテルとリゾートをより多く手掛けています。ワイヤレスは、私たちの新しいマーケットを開拓し、システムの導入やメンテナンスをより容易にしたのです」と、Lodging Technology社の創設者であり社長のウィリアム・フィシェル氏は話しています。

ZigBeeメッシュワーキング技術の進化により、Lodging Technology社は、ようやく新しいGEM Link ワイヤレス製品の理想的なワイヤレスソリューションを見つけました。徹底的な調査を経て、製品の小さなサイズや使いやすさとメンテナンスの容易さにより、DigiのXBee ZigBeeモジュールを採用しました。

「なすべき必要のあったことのすべては、XBeeモジュールで成し得ました。プラグインのシステムであったため、私たちはXBeeを選びました。ディジ製品はシンプルに設計されています。モジュールの使いやすさと小さなサイズは大変魅力的でした。DigiはZigBee無線の構築方法を熟知していますが、私たちは知りません。私たちはホテル向けエネルギー管理のエキスパートなのです」と、フィシェル氏は話しています。

XBeeモジュールにより、初のGEM Linkワイヤレスシステムを実現
Lodging Technology社は、最初のベータ版のワイヤレスGEM Linkシステムを導入しました。GEM Linkシステムは、客室の隅に設置される受動型赤外線使用センサ、HVAC装置に接続されるトランシーバモジュール、ドア枠そばの壁あるいはドア上に設置される玄関/テラスドアスイッチの3つの部品から構成されています。各々のコンポーネントは、XBee ZigBeeモジュールを搭載しています。3つのコンポーネントは連携・協調し、部屋に人がいるかどうかを判断し、宿泊客が部屋に不在のときはそれに応じてエアコンやヒーターの調整を行います。

宿泊客がGEM Link ワイヤレスシステムが装備された部屋に入ると、ドアスイッチはXBeeモジュールを介してドアを開かれたことをHAVCトランシーバ装置に送信します。赤外線モジュールは、部屋の中で宿泊客の熱を検知し、XBeeモジュール経由で誰かが部屋にいることをHVAC装置に送信します。ドアが閉まると、現在誰かが部屋にいて、ドアが閉められているということを検知し、HVAC装置の制御は宿泊客に委ねられます。もしテラスバルコニーのドアがあれば、別のワイヤレスドアスイッチを同じようにそのドアに追加することができます。

配備がより容易で新規マーケットを開拓できることに加え、新しいワイヤレスシステムは、さらなる特徴を持っています。すべてのGEM Link ワイヤレスシステムは、プログラマ・メンテナンス・モジュール(PMM)を搭載しています。これは、GEMリンクシステムの迅速かつ容易なプログラミングを実現するカスタムのキーパッドとデジタルディスプレイを搭載したコンパクトなモジュールです。PMMは、温度や遅延時間、セットバック、テラスドアの遅延といったシステムパラメータを容易にセットするために、技術者やホテルのメンテナンス要員によって使われるものです。一度パラメータがセットされれば、ユーザーは各部屋にある同型のボタンを押すだけです。ユーザーは、複数の部屋の設定を行うために一度だけパラメータを入力するだけで済みます。

さらに、いずれのシステムも同社が発案した宿泊客在室検知(GRD)機能を搭載しています。客室係は、宿泊客が在室しているかどうかを知るため、携帯型スキャナを使って各部屋のGEMリンクシステムに送信します。これにより、朝の客室のドアの大きなノック音や、時折起きる決まりの悪い部屋への立ち入りを解消することで顧客満足を向上できます。また、単にボタンを押すだけで部屋の不在を知ることができるため、客室係の業務をより効率的なものにします。

長期的関係の構築
Lodging Technology社は、Digiから受けるサポートのレベルに満足しています。「テクニカルサポートは大変優れています。Digiは私たちの疑問すべてに答え、初期の設計で助けとなってくれました。私たちは、Digiが私たちの製造パートナーと同様に連携・協調して働くやり方に大きな喜びを感じています」と、フィシェル氏は結んでいます。

「Digiは私たちの疑問すべてに答え、初期の設計で助けとなってくれました。私たちは、Digiが私たちの製造パートナーと同様に連携・協調して働くやり方に大きな喜びを感じています」

――Lodging Technology社の創立者・社長、ウィリアム・フィシェル氏

アプリケーション:在室センサベースのホテルエネルギー管理

産業分野:接客・サービス業

企業:Lodging Technology社

課題:Lodging Technology社は、ZigBeeワイヤレステクノロジーを同社のGEM Linkホテルエネルギー管理ソリューションに付加する簡単な方法を求めていました。

成果:XBee ZB ZigBee OEM RFモジュールは、部屋の温度制御のためにセンサ、スイッチ、トランシーバをワイヤレス化するためのプラグインのソリューションを提供しました。

XBee ZB ZigBee モジュール について
低出力のXBee ZBとロングレンジのXBee-PRO ZBは、先進のメッシュネットワークを実現するZigBee PRO 機能セットを採用しています。本製品や他のXBee機器を配備することにより、OEMはXBee製品ファミリの価値ならびに、ゲートウェイ、アダプタ、ルータなどDigiの比類なきドロップ・イン ネットワークを活用することができます。そのうえ、XBeeユーザーは、プラットフォームのアジリティ――最小限の開発でXBeeソリューションを素早く交換できる能力――を利用することができます。

主な特徴:
  • 低コスト、低出力メッシュネットワーク
  • ネットワークの安定性を実現する自然修復と自己検知
  • 他のベンダーのZigBee PRO機能セット機器との相互運用性
  • より大きく密集したメッシュネットワークに対応
  • 128ビットAES暗号化

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